

だん……ド〜ン……
鐘(かね)鳴(な)り響(ひび)き
世(よ)の皮(かわ)裂(さ)く
だん……ド〜ン……
鐘が鳴り響いて
時代の皮が裂けていく
黒船(くろふね) 沖(おき)より現(あら)はれ
眠(ねむ)りし国(くに) 眼(まなこ)を裂(さ)かる
刀(かたな)を研(と)ぎし 侍(さむらひ)たち
誠(まこと)か欲(よく)か 名(な)を叫(さけ)びぬ
黒船が海の向こうから来て
眠っていた国を無理やり起こした
侍たちは刀を研ぎながら
正義か欲望か分からないまま叫んでいた
斬(き)り伏(ふ)すたび
明日(あす)は近(ちか)づき
血(ち)を浴(あ)びるたび
民(たみ)は震(ふる)へぬ
人を斬るたびに
新しい時代が近づいて
血が流れるたびに
民は怯えていた
だんド〜ン
鐘(かね)鳴(な)る夜(よる)
城(しろ)の影(かげ) 崩(くづ)れゆく
命(いのち)を裂(さ)きて
政(まつりごと) 組(く)み替(か)へる
だんド〜ン
鐘が鳴る夜
城と権力が崩れていく
命を犠牲にして
国の仕組みが変わっていく
友(とも)と酒(さけ)酌(く)みし夜(よ)も
翌朝(よくあさ)には敵(かたき)となりぬ
志(こころざし) 胸(むね)に抱(いだ)けど
飢(う)ゑし民(たみ)には届(とど)かざりけり
昨日まで笑っていた仲間も
朝には敵になっていた
理想を語る者たちは多かったけど
苦しむ民には届かなかった
[古代語]
誰(たれ)が悪(あ)しきや
誰(たれ)が正(ただ)しきや
歴史(れきし)は勝(か)ちし者(もの)の墨(すみ)
散(ち)りゆく声(こゑ)は
風(かぜ)の底(そこ)へ
誰が悪で
誰が正義なのか
歴史は勝者が書き換えていく
消えていった声は
風の奥へ埋もれていく
だん……ド〜ン……
夜明(よあ)けの鐘(かね)
古(ふる)き世(よ)を焼(や)き払(はら)ひ
血潮(ちしほ)の川(かは)を越(こ)えし先(さき)
新(あら)たなる国(くに) 芽吹(めぶ)きぬ
だん……ド〜ン……
夜明けの鐘が鳴る
古い時代を焼き尽くして
血の流れた先に
新しい国が生まれていく
人(ひと)はまた
時代(じだい)を斬(き)る
人はまた
時代を壊して進んでいく
- 作詞者
鮫島宏明
- 作曲者
鮫島宏明
- プロデューサー
鮫島宏明
- 共同プロデューサー
鮫島宏明
- マスタリングエンジニア
鮫島宏明
- シンセサイザー
yadorigi

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だんド~ン
yadorigi
鐘が鳴る。時代の皮が裂ける。
『だんド~ン』 は、幕末維新の激動に着想を得て、古い世が崩れ新しい国が芽吹くまでの痛みを描いた和風叙事曲です。
アーティスト情報
yadorigi
yadorigi は、朝・昼・夜の感情を音にする。 アサノネは朝の再起動。 ヒルノネは昼の思考整理。 ヨルノネは夜の祈りと共感。 和の響きと現代の言葉で、 孤独、揺れ、思考、余韻、希望を描いています。 朝が重い日、 考えすぎる昼、 眠れない夜に。 あなたの今に合う音を...
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