

夕餉の煙 橋の向こう
灯もし頃の 川の音
名を呼ぶほどの 勇みもなく
ただ 足音を 待っている
袖に残った あの日の香
言葉ひとつも 交わさずに
笑う横顔 胸にしまい
宵の闇へと 溶けていく
逢いたい 逢いたい
呼べぬ名を 胸に
逢いたい 逢いたい
恋は 風任せ
月夜に 溶かして
名も 言えぬまま
逢いたい 逢いたい
それが 恋なり
市のざわめき 遠のけば
草履の音が 胸を打つ
偶然なんて 顔をして
擦れ違うだけの 帰り道
指が触れたら 終わりだと
知っていながら 近づいて
名前の代わりに 息を飲み
瞳だけで 語り合う
逢いたい 逢いたい
呼べぬ名を 胸に
逢いたい 逢いたい
恋は 風任せ
月夜に 溶かして
名も 言えぬまま
逢いたい 逢いたい
それが 恋なり
いつか別れの 朝が来て
人の道を 歩いても
呼べぬ名を 胸に 抱いたまま
それも 恋なり
- 作詞者
shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie, shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie, shintaro
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“こいぶみ”を
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こいぶみ
Liminal Reverie
雨の夜、
名を呼ばぬまま歩く背中がある。
「こいぶみ」は、
江戸の町を舞台にした、
出せなかった手紙のような恋の歌。
灯りににじむ道、
降りやまぬ雨、
胸の奥でほどけなかった言葉。
想いは届かなくても、
確かにそこにあった——
それも、恋なり。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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