Lyric

いつまでも起きない

君の寝顔を覗き込んで

いつまで寝てんの

ってその腕に触れるとき

幸せってこういうことかなって

思ったんだっけな

君の全てを知っているような気持ちになったんだ

なんにも知らなかった

なんにもできなかったのに

おかしな話だ

長いまつ毛揺らして幸せそうに眠る

その寝息に顔を近づけて確かめるとき

君のためなら何でもするよって

思ったんだっけな

君のすべてを手に入れたような気持ちになったんだ

なんにもできなかった

なんにも知らなかったのに

おかしな話だな

起きている僕達は

せかせか急いでいて

大切なことを話さなかったな

変な顔をしては

僕の涙を止めてくれる君が

好きで好きで好きで好きで

たまらなかった

今思えば君はよく嘘をついてた

今思えば君はいつもいつも優しい人だったな

君のすべてを知っているような気持ちになったんだ

なんにも知らなかった

なんにもできなかった

足りてることがデフォルトになって

足りてないことが惨めになって

この収まりきらない連続を超えたら

君を忘れられるかな

変な顔をしては

僕を笑わせてくれるから

伝えなくちゃいけないことを言えないまま

ここで君の帰りだけを待ってる