未練は微糖のジャケット写真

歌詞

未練は微糖

Kotoha

駅前 二階 窓際の席

向かいの椅子にバッグを置いた

注文だけはふたりの癖で

いらない砂糖を受け取っていた

カップの縁に口紅ひとつ

拭えばきれいになるものばかり

「平気」の二文字舌で転がす

なじまない味がまだ残ってる

忘れたふりは 上手になった

忘れるほうは 下手なままだ

会わない日々には慣れたくせに

会えない夜には慣れていない

未練は微糖 ため息ひとつ

冷めたカップに言い訳を足す

「もういい」と「もう一度」のあいだ

スプーンだけがくるくる迷う

好きだった、を好きだったまま

飲み干せないのは苦いからかな

未練は微糖 甘くはないね

あなたのいないいつもの席で

「最近どう?」まで 打っては消した

送らぬ文字ほど饒舌になる

レシート裏ににじんだ染みは

丸にもバツにもなりきれなくて

さよならだけは 言えたはずが

そのあとばかり 言葉になる

カップを持ち上げ戻した指に

ぬるい名残がまとわりついた

未練は微糖 ため息ひとつ

冷めたカップに言い訳を足す

「もういい」と「もう一度」のあいだ

スプーンだけがくるくる迷う

好きだった、を好きだったまま

飲み干せないのは苦いからかな

未練は微糖 甘くはないね

あなたのいないいつもの席で

あなたが好きな苦さに合わせ

私の甘さを隠していたね

ほどいた砂糖の小さな袋

今日は私が量を決める

未練は微糖 砂糖をひとつ

冷めたカップを両手で包む

「もういい」と「もう一度」のあいだ

スプーンを止めてひと口飲んだ

好きだった、は好きだったまま

最後のひと口少し甘かった

未練は微糖 席を空けるね

私の味を覚えて帰る

  • 作詞者

    Kotoha

  • 作曲者

    Kotoha

  • プロデューサー

    Kotoha

  • ボーカル

    Kotoha

  • プログラミング

    Kotoha

未練は微糖のジャケット写真

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    未練は微糖

    Kotoha

別れたあとも、何気ない習慣の中に残る恋の名残。『未練は微糖』は、いつものカフェを舞台に、平気なふりでは隠しきれない気持ちをすくい取った一曲です。忘れられない想いを抱えながら、自分の好みを少しずつ取り戻していく。ほろ苦い余韻が、恋のあとを過ごす日々にそっと寄り添います。

アーティスト情報

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