地下鉄とノリシロのジャケット写真

歌詞

monochro

白樺タケル

夜の空は どこか切なくて

暖かな星空でさえ 光の矢に変わる

胸に穴が ぽっかりと空いて

何をしても満たされない 抜け殻の様な日々

あの日見た景色は

もう破り捨てたのに

どうしてだ君の震える声が今でも

頭の中を

回る回る吸い込まれてく

深く暗い海の底

君と僕を結んだ糸は

いつからほどけていたの

今日もどこか 遠くを見つめて

あの時のあのコトバを 思い出してはまた

きっとあの頃から

歩き出せないまま

最後に綴った心の中の手紙は

渡せなかった

赤い赤いその唇と

青く澄んだその瞳

鮮やかだった君の笑顔は

モノクロの過去に変わる

どうして君の気持ち

気付けなかったのかな

絡まる指先ほどける時の切なさを

忘れられない

回る回る二人の時間

あの頃には戻れない

ヒビの入ったガラスは割れる

ことしかできないのかな

長い長い一人の時間

時計の針が溶けてく

君のいない広いベッドで

あのコトバを思い出す

「今更、あなたが恋しい」

  • 作詞

    白樺タケル

  • 作曲

    白樺タケル

地下鉄とノリシロのジャケット写真

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