サラダボウルのジャケット写真

歌詞

サラダボウル

白嚙ましゅー

どうか夜に歌う 私を見逃して今日は

こんな涙、見せたくないから

きっと明日の朝 目が覚めたら忘れてしまう

そんなくらいのちっぽけなこと

私、何度選択を間違って 何度崩落を見守っては

生きる声に 揺れる想いに 暮れる

ただ何度逢いたいと願って 何度応えたいと失った

眼を塞いで

これしきの言葉が穿つ夢は

無色透明を染め上げてく

宛名を記した歪な愛

ハロー、またいつか さよなら。

夕暮れ、風の音、木漏れ日、焼き付いた斜陽

褪せない記憶 私は知らない

奪って積み重ねて 育てた砂上の楼閣

こんなことで 音を奪い去った

私、何度愛惜を置き去って 何度再会を消し去っては

生きるために 死ぬために 伏せる

ただ仕方ないなって抱き合って しょうもないなって裏切った

梨の礫だ

真心を込めて傷付けてた

無抵抗の振りと知らぬまま

後書きも無い 虚飾の語彙

泥水を口に注いだ

移りゆく景色の中

君は不老、慟哭を続けてる

寂寞の最中 育てた愛だろう

心から

これしきの言葉が穿つ夢は

無色透明を染め上げてく

宛名を濁した歪な愛

ハロー、またいつか さよなら。

どうか夜に歌う 私を見逃して今日は

こんな涙、見せたくない

きっと明日の朝 目が覚めたら忘れてしまう

そんなくらいのちっぽけなこと

  • 作詞者

    白嚙ましゅー

  • 作曲者

    白嚙ましゅー

  • ミキシングエンジニア

    白嚙ましゅー

  • グラフィックデザイン

    emo

  • ギター

    Shun Sasaki, はってぃー

  • アダプター

    キュウ

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    サラダボウル

    白嚙ましゅー

『サラダボウル』は、
後悔、愛惜、諦め、優しさ――
整理しきれない感情が一つの器に混ざり合っていく夜を描いた楽曲です。

「選択を間違えたこと」「守れなかった想い」
その一つひとつは小さくても、積み重なれば確かに胸を刺す。
忘れてしまいたいほど些細な出来事なのに、
なぜか心には褪せない形で残り続けてしまう。

夕暮れの光、風の音、焼き付いた斜陽。
穏やかな情景とは裏腹に、
歪んだ愛や言葉にならなかった本心が、静かに浮かび上がっていく。

「梨の礫」として流してきた感情も、
混ざり合えば確かに“生きた痕跡”になる。
これは、誰かを想いながらも上手く愛せなかった私たちのための歌。

夜にそっと聴いてほしい一曲です。

アーティスト情報

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