ephemeral treeのジャケット写真

歌詞

露草の咲く頃

merei

月日が経つのは、早いもので

もう何度目かの夏の果て

君への手紙を、露草が咲くまでに書き終えて

いつものように、日常を迎える

真夜中のセレナーデ、君に届くはずもない

連れ添って、分かち合って、生まれた

たくさんの言葉、ただ書き溜めていく

それだけが僕の生きる理由

入相に紛れ込む、寂しさに抗がえない

欠けた人生を補うように記憶に縋り

迫り来る夜を乗り越えてきた

消えないように、刻み続ける

それ以外に、時を重ねる術を知らない

今も遠ざかる過去を、必死で手繰り寄せる

変わらない君の笑顔を

朝、昼、夜、そのどれもが

いつからか色褪せてしまった

こんな僕を君は、どう想うのだろうか

露草の咲く頃に、君は目覚めて

コーヒーを淹れていた

その匂いを嗅ぎつけるように

僕も起き上がり、「おはよう」って

愛おしの君へ

真夜中のセレナーデ

君に届くはずもないけれど

連れ添い歩んだ、分かち合い笑った

ただ書き溜めていく、それだけが僕の生きる理由

もうすぐ露草の咲く頃だ

  • 作詞者

    merei

  • 作曲者

    merei

  • プロデューサー

    merei

  • ミキシングエンジニア

    merei

  • マスタリングエンジニア

    merei

  • ボーカル

    merei

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