ephemeral treeのジャケット写真

歌詞

紫陽花

merei

生温い風が纏わりついて、雨の匂いに満ちて

呼び起こされた記憶が、ざらりとチラついてる

それを押しやるように追い払う

止まない雨、曇り空

君の影がまだ、僕を締め付ける

色を無くしたままの紫陽花みたいだ

また綺麗な光の中を、共に歩きたいな

アスファルトの上、傘の隙間に覗く君の横顔は

色とりどりの紫陽花の中、楽しそうに笑っていた

別れ告げた君の表情は

この空に少し似ていた

溢れ出したものが頬を伝い流れ

雨に溶けて消えていく

このまま果てなき星の流れに揺られていたい

あてもなく漂って

明日を待ちわびて、また過去に囚われ

それでも動けないんだ、意味もなく座り込んでいた

しがみついて離れない五月雨に

いつまでも打たれていた

坂道駆け上がる子供達の背を

ぼんやりと眺めている

数える程の思い出に足を掴まれている

今だって君の影がまだ、僕を締め付ける

色を無くしたままの紫陽花みたいだ

また綺麗な光の中を、共に歩けたなら

  • 作詞者

    merei

  • 作曲者

    merei

  • プロデューサー

    merei

  • ミキシングエンジニア

    merei

  • マスタリングエンジニア

    merei

  • ボーカル

    merei

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