歌詞

眺の空が、明日を連れてくる

日々を積み重ねても、空っぽの

この心を照らす、薄明かり

失ったものは、返ってこない

空いた空間を、まだ埋められずにいる

駆け上がり、振り返る

長く伸びる黒髪が揺れた

満ち足りて、愛を知る

うららかな春を共に歩いた

肥大する想い、アンバランスで

それでも、気づかないふりをした

向き合うこともなく、過ぎる時に溺れていた

何度でも、手を取り合って

季節を越えることが、当たり前と想っていた

一掴みの星屑を、振り撒いて

君をほのかに照らす

深い闇夜に浮かぶ表情は

悲しげで曇っていたんだ

失ったものは、返ってこない

空いた空間を、まだ埋められずにいる

君が消えた、その時から重たくなる心

崩れ落ちるように、抱えきれずに座り込む

ふと見上げた空に、虹が立つ

蘇る記憶で、振り返る、長く伸びる黒髪が揺れた

満ち足りて、愛を知る、うららかな春を共に歩いた

手を取り合いながら