

「沈んだ看板が、潮もないのに揺れている。
営業中の灯りだけが、海の底に滲んでいる。
ここは、灯りが届かない場所。
夏の死骸の、さらに奥。
誰も帰らない浜辺が、水圧の下で、まだ息をしている。」
日焼けした記憶は 黒い藻に変わった
ラムネ瓶の青だけが 喉の奥で鳴る
笑い声は 貝殻に閉じ込められ
開けても もう音にならない
錆びたパラソルの影で
僕は深度を飲み干した
太陽を知らない 椅子に座り
最後の注文を待っている
Sink, sink
Sink deeper, sink deeper
浮かぶための名前なんて
ここでは誰も欲しがらない
胸の底に溜まった闇が
ようやく海と同じ重さになる
暗闇の海の底の海の家
深淵は こんなにも美しい
壊れた夏が 黒真珠みたいだ
痛みの中で 静かに磨かれていく
さぁ 飲んで
底の底でしか出せない味がある
塩でも涙でもない
名付けられない青い苦味を
暗闇の海の底の海の家
僕はここで
沈むことを 初めて祝う
メニューには 失くした季節が並ぶ
帰れなかった日
言えなかった声
笑って見送ったふり
どれも冷えていて ひどく甘い
厨房では誰かの後悔が
鉄板の上でまだ焦げている
その焦げ目のついた祈りを
僕は箸で裂いて食べた
Pray, pray
Pray deeper, pray deeper
祈りの真実は
下へ下へと 根を張るもの
暗闇の海の底の海の家
絶望は こんなにも澄んでいる
砕けた夢が 深海魚の目になって
誰も照らさない場所を見つめている
さぁ 飲んで
底の底でしか出せない味がある
希望でも救いでもない
沈黙だけが持つ 硬い甘さを
暗闇の海の底の海の家
僕はここで
沈むことを 逃げ道にしない
誰かが置いていった
濡れたビーチサンダル
片方だけが 入口を向いている
帰るつもりだったのか
逃げるつもりだったのか
それとも
ここを海と呼ぶ前から
ずっとここにいたのか
暗闇の海の底の海の家
美しさは 上から降りてくることはない
潰れた胸の圧力で
黒い花は やっと咲く
さぁ 飲んで
底の底でしか出せない味がある
生きたいとも
消えたいとも違う
それでも脈打つ 深い蒼
暗闇の海の底の海の家
僕はここで
深淵を味わい
深淵に味わわれ
まだ終わらない夏の
一番暗い席で
美しいまま
沈んでいる
「営業中の灯りが、底の砂を照らしている。
誰も来ない。
誰も帰らない。
でも、呼ばれてないのに来る。
この店だけが、僕を客として覚えている。」
- 作詞者
ぽんすけ
- 作曲者
ぽんすけ
- プロデューサー
ぽんすけ
- プログラミング
ぽんすけ

ぽんすけ の“暗闇の海の底の海の家”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
暗闇の海の底の海の家
ぽんすけ
AIリアル系アイドルエモーショナルメタルバンド、NOCTURNE DOLL'sによる新曲。
今作は、光の届かない海の底に沈んだ“海の家”を舞台に、壊れた夏の記憶、胸の奥に沈む痛み、そして沈んでいくことを初めて受け入れる瞬間を描いた、疾走感あふれるエモーショナルメタルナンバーです。
重厚なギターリフ、駆け抜けるドラム、深くうねるベース、そして切なさと力強さを併せ持つボーカルが、暗闇の中にある美しさを激しく描き出します。
明るい夏ではなく、終わってしまった夏の残骸。
痛みの中で静かに磨かれていく黒真珠のような感情を、NOCTURNE DOLL'sらしいゴシックでエモーショナルなメタルサウンドに込めました。
沈むことは、終わりではない。
これは、暗闇の底で初めて自分自身を祝うための歌です。
Lyrics & Music: PONSUKE OTOWA with SUNO AI
Produced by PONSUKE OTOWA
アーティスト情報
ぽんすけ
49歳、一念発起。音楽、動画クリエイターとして新たな挑戦をスタート。 YouTubeやTikTokを中心に活動し、AIで創り出すガールズバンド「NOCTURNE DOLLs」をはじめ、数多くのAIアイドル・バンドをプロデュース。 作詞はすべて自身で手掛け、得意分野はロックやハードロック。 AIと人の感性を融合させた、新しい音楽・映像表現を追求しています。
ぽんすけの他のリリース



