

閉じた箱の中 響く声
欲望が絡みつく
僕だけのもの
そう信じていたのに
小さな手 握る裾
曇った瞳に映る影
くるくる回る箱の中
君はただ 無言で笑う
静寂の底 響く悲鳴
壊れたメロディーが軋む
ねぇ 苦しくはないの
もっと僕の色に染まれ
回せ 回せ 砕けるまで
涙さえも飲み干して
逃げられない夢の檻で
僕だけを見つめていればいい
でも気づけば退屈で
この旋律すら味気ない
新しい遊び探しに行くよ
さよなら もう要らない
その瞬間ひび割れる静寂
箱の隙間から零れる笑い
冷たく爪を食い込ませ
「ねぇ、今度は君が踊る番」
箱の中 逆さまの世界
赤い糸が絡みつく
開いた瞬間に
僕の心が食い尽くされる
回せ 回せ 僕の影を
壊れるまで弄ばれ
君が笑う箱の中で
今度は僕が囚われる
箱の中 響く声
静かに揺れる時間の檻
くるくる回る景色の果て
もう二度と逃げられない
さようなら
- 作詞者
MILIGORI
- 作曲者
MILIGORI
- プロデューサー
MILIGORI
- ミキシングエンジニア
MILIGORI
- グラフィックデザイン
MILIGORI
- ギター
MILIGORI
- ドラム
MILIGORI
- シンセサイザー
MILIGORI
- ボーカル
MILIGORI

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監禁少女
MILIGORI
孤独な少女は、幼い頃から「愛されるなら箱に閉じ込められてもいい」と願っていた。誰かに必要とされ、閉じ込められることでしか、愛を確かめられないと信じていたのだが...



