八月のまぼろしのジャケット写真

歌詞

八月のまぼろし

心音-こころね-

潮風がすべり込む 午後の通学路

遠くに響く波の音

空には入道雲

はだしで駆けた砂浜に 指で描いた名前は

ひとつずつ 波がさらっていった

浜茶屋の笑い声 焼きそばの香り

浮き輪をかかえた子らの 足音がまだ耳に残る

八月のまぼろし

あの海は今 誰が見てる

観光客もまばらな浜に ただ風が吹いている

砂も空も 昔のままなのに

なぜこんなに 切ないんだろう

シャッター閉じたままの店 看板の色も消えて

外から打たれた釘が 空き家をさらに遠ざける

墓参りの帰り道 蝉しぐれが耳にしみる

子どもたちの声がしない あの通学路

名前を検索したこともあるけど

誰もSNSなんか やっていなかった

ただ静かに それぞれの人生

どこかで生きてる気がしてる

八月のまぼろし

消えたわけじゃないと思う

あの笑い声も 走る足音も

胸の奥にしまわれてる

時代が変わることはきっと

そうやって何かを置いていくこと

  • 作詞者

    心音-こころね-

  • 作曲者

    心音-こころね-

  • プロデューサー

    心音-こころね-

  • ギター

    心音-こころね-

  • ベースギター

    心音-こころね-

  • ドラム

    心音-こころね-

  • キーボード

    心音-こころね-

  • シンセサイザー

    心音-こころね-

  • ボーカル

    心音-こころね-

  • バックグラウンドボーカル

    心音-こころね-

  • ピアノ

    心音-こころね-

八月のまぼろしのジャケット写真

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