あのアリアを聴きながらのジャケット写真

歌詞

あのアリアを聴きながら

椿屋さくら

あのアリアを聴きながら死にたいと吐した

獅子座に照らされる顔 まるでよだかの様相

星屑の軌跡は傷跡にも似るか

夜空に溶けてもなお消えず 痛く痛む

そぞろ寒さにきっと慣れる日が来ると

照明と笑顔と耳鳴りの記憶

赤い光をして夜底を暴け

踏み出す片足、揺れる花

アタラクシア 歌うアリア

燃やす鮮やかな命 尽きるまで生きてる

泥にまみれ 足を取られ 来ない夜明け

それでも尚生き永らえてる よだかはそうしたから

あのアリアを聴きながら死にたいと吐した

点滴 無地のカーテン もう見飽きたトラバーチン

シャーデンフロイデ求め行き過ぎた奴らの虚しさが

自我を持ち 石を投げた 投げた

絡むイヤホンのコード 真夜中の抗争

痛みこそ生き方を示した影

赤い光をして帳を上げろ

踏み出す片足、揺れる花

アタラクシア 歌うアリア

まだ生きてる 今鐘が鳴る 夜明けだ

アタラクシア 歌うアリア

浮かぶ鮮やかな命 尽きるまで生きてる

口を噛んで前を見つめ 響く夜明け 吹き荒ぶ風

目の前を飛んだ よだかはキシと鳴いた

夜を背にして 歌を手にして

半歩でも行け 生きるを叫べ

全ては続くよ よだかはもう居ないから

生きるとは星のように散ることだとしたら

それでもその時は

あのアリア聴きながら

  • 作詞

    赤山コウ

  • 作曲

    赤山コウ

あのアリアを聴きながらのジャケット写真

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    あのアリアを聴きながら

    椿屋さくら

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