歌詞

やっと誘えた夜祭 友達が気を使うから

ああ、そっと2人きり 焦り出す胸の奥

待つだけの恋は 刹那に動き出す

手に触れるあざとさはないけれど今ならば言えるから 振り絞る「好きだよ」

震え声　宙を舞い　花火に消されて

聞き返す君の顔 リンゴ飴みたいに

だけどもう言えないよ

恥ずかしくて

そして大学は別で 2人で会うことも無く

ああ、ずっとあの時の花火のせいにしてる

今年も(咲くみたい)1人で(見上げた空)

やっぱり君はいなかった

どこを探しても(ばか…)

今ならば言えるかな？ 「また君と見たいよ」

打ちかけた文字を消す　今更すぎるね

夜をただ泳いでる 金魚すくいみたいに

君がほらすくってよ

優しい手で

大人になっても 待つだけの恋路は

忘れたつもりでも揺れる鼓動

聞き慣れた君の声 振り返る間もなく

目の前で手を繋ぐ　懐かしい背中

気付かない君の顔 リンゴ飴みたいに

だからもう言えないよ

好きだなんて ねえ

手を繋ぐ女の子 あの頃の私に

似てるとかバカみたい 涙が溢れる

打ち上がる綺麗な花 その子のは聞いててね

この恋はきっとそう

花火のせい…