行かないでと 後悔と汗で
張り付いた 君の泣き声
空っぽな この宇宙の中で
木霊する蝉の鳴き声
青すぎる空が笑って 僕を見下して
思い出は いつも決まって最悪で
焦燥は手首に刻んで 時計をぶっ壊して
素敵な言葉遊びで誤魔化して
今も近くて遠い 星のかけら集めて
背伸びしても足りない距離 恋に恋焦がれて
妄想に本音 漏らして また運命を逆撫で
だから何もいらないね 死ぬまで
名前もない 誰かの影と
変わらない夏の訪れ
傷の付いた心の中で
木霊する蝉の鳴き声
結局 最後の最後まで 分かり合えなかったね
このまま一緒にいたって 辛いだけ
記憶のかき氷は ただただ頭が痛くて
ほんの少し間違えた世界線
どれにしようかな 神様の言う通り
目も合わさず 下を向いたまま 月が綺麗ですね
汗ばんだ手で掴んで その平熱で慰めて
普通電車に揺られてる幸せ
名前もない 誰かの影と
変わらない夏の訪れ
傷の付いた心の中で
木霊する蝉の鳴き声
この指 止まれ 止まれ
夏の扉 開けて 木陰の中へ
裸足のままで
またあの話 聞かせて
夕日を斜めに眺めたままで
もうダメだ
行かないでと 後悔と汗で
張り付いた 君の泣き声
空っぽな この宇宙の中で
木霊する蝉の鳴き声
- 作詞
犬飼ネコ
- 作曲
犬飼ネコ
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夏が降る (self cover)
犬飼ネコ