Lyric

微熱を纏った飴色の街

クルマを走らせ　あなたが待つ場所へ

石畳踏み締め　伝わる振動

高鳴る鼓動に重なってゆく

ラジオから流れるnews

僕の胸を締めつける

ライトが滲んだ　涙は誰のため

ああ　このまま

すれちがった気持ちのまま

そのままの二人のまま

あなたと

別れたら　別れたら　別れたら

もう二度と

会えなくなるって

わかっているから

触れたい

もう一度あなたの髪に

ただそれだけ

愛したこととか傷つけたこと

あなたはみんな覚えているかな

心に残るトゲ　にがい思い出

忘れたふりならそれでもいい

割れたガラスは　もう元にはもどらない

砕けてしまったハートはどうすれば

ああ　もう一度

強く強く抱きしめて

いいのなら今度こそ

あなたを

離さない　離さない　離さない

もう二度と

傷つけはしない大切な人

夕暮れの交差点　あなたの姿が

映った気がする

人混みのshow window

信号が変わったら駆けていくんだ

クルマを乗り捨て　歪んだビルの横

いつものように眩しそうに

少し鼻にしわをよせて

微笑んで

それが今の願い

ただそれだけ

Hurry