こころのおとのジャケット写真

歌詞

マローブルーの朝

futarinote

余計なことばかり

考えてはうつ伏せて

音も光もない部屋

みんな平気なんだろうか

街が白んできたら

ポットにお茶を淹れよう

漂うすべての不安が

茶葉から靄のように 溢れて

もやんもやん もやんもやん 広がり

藍色が黄金になるときに

映る 本当に 綺麗な色は

昨日と今日を混ぜた色

メロー、マローブルーの朝よ

ポケットの奥底

丸めたままの愛情

終わる間際に思い出す

わたしは平気なのかな

それでも朝になると

そっと余韻を閉じた

隙間から光溢れて

窓から線のように差し込む

キランキラン キランキラン 輝く

群青がオレンジ色になるときに

気付いたよ ゆれるたびに

私は輝いてる

ハロー、マローブルーの朝よ

  • 作詞

    堀 桂

  • 作曲

    舩冨 光曜

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季刊オーディオアクセサリーにて紹介され、オーディオ愛好家から注目を集めているアーティスト futarinote(ふたりのーと)の最新作。

1stアルバムから貫いてきた"アルバム全編を通して歌とガットギターのみ・コーラス以外のオーバーダブを一切行わない"という録音スタイルは、シンプルながらも珍しい、他では聴くことができない透明感あるサウンドを生み出してきた。

今作「こころのおと」はその唯一無二のスタイルの集大成とも言える作品で「inside」と「outside」2枚で1つのアルバムとしてリリースされている。(配信では前半に「inside」後半に「outside」を収録)

異なる2つの作品テーマと音質へのこだわりからそれぞれ別のレコーディングスタジオで録音を行なっており、自己の内側の感情をテーマとした「inside」は、マイク・アウトボードによる真空管の温かみを生かしたウォームなサウンドに。外部からの刺激で生まれた感情をテーマとした「outside」は、ハイレゾマイクを用いて空気感まで収録されたクリアなサウンドに仕上がっている。

また音質面のこだわりだけでなく、幅広い音楽性を感じられる楽曲と、最小限の編成とは思えない広がりを聴かせる二人の演奏力にも注目したい。

"日常に溢れる小さな輝きや気付き"をテーマに描かれた楽曲は、Vo.堀の繊細な歌詞とGt.舩冨の美しいメロディーが見事に調和しており、疲れた心に癒しと活力を与えてくれるだろう。

そしてこだわり抜いたサウンドを裏付けるかのような二人の緻密で繊細な演奏は、派手さこそないがしっかりとした充足感を得られる好演となっている。

収録楽曲「インスタント・ラブ」の中で堀が歌っているように、流行の移り変わりが激しく"好き"や"推し"が"即席の手軽なもの"になってしまいやすい今の世の中だからこそ、不器用なまでにこだわりを貫き続ける二人の音にじっくりと耳を傾けてほしい。

アーティスト情報

  • futarinote

    Vo. 堀桂(ほりかつら)Gt. 舩冨光曜(ふなとみこうよう)によるアコースティックユニット。
 2017年 関東と関西でそれぞれ活動していた二人が音楽コラボアプリ「nana」を通じて出逢い、共演を重ね、翌年カヴァーアルバム「Leave Love Behind」を堀桂の名義でリリース。 その後オリジナル曲を制作するようになり、2019年「futarinote(ふたりのーと)」を結成。ユニット名には「”ふたりの手”をとり”ふたりの音”を紡いでいけるように」という意味が込められている。 日常に溢れる小さな輝きや気付きをテーマに制作された楽曲と、ボーカルとギターという最小限の編成だからこそ表現できる繊細で自由な演奏が、男女問わずあらゆる世代に受け入れられて活動の輪を広げている。 また2021年 季刊誌”オーディオアクセサリー180号”にて巻頭4ページのインタビュー記事が掲載・CDサンプラーが付録されたことをきっかけに、オーディオ愛好家からの注目を集めている。 
「第13回LALALAにしきたミュージシャンコンテスト」グランプリ・兵庫県知事賞 受賞。これまで3度のクラウドファンディングを全て成功させて、1stアルバム「ふたりのおと」2ndアルバム「あなたのおと」3rdアルバム「こころのおと」を立て続けにリリース。

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