歌詞

目を閉じればよみがえる

誰も知らないキミとの記憶

滲んだ空に移った影法師

優しい手　残酷に

抉り出された生身は

曇るガラス

指先でなぞる期待と裏腹

望んでも叶わない

月夜に照らされた

わたしは影法師

キミの思う様に舞う

儚く散ろうとも

ゆらゆら落ちていく

わたしは堕ちていく

終わらない螺旋の底

ひとりキミを待つ

光は無くとも

朝が来れば消えていく

キミの温もり

わかってる…わかってる

優しい手　残酷に

満たされるほど空しく

いつまでも…いつまでも

いつまでも消えないでと

縋るたび爛れていく

影の中で咲いた

わたしは影法師

キミの中に少しだけ

居させて

色褪せた日々の中

生きる意味を知った

無邪気な笑顔で笑う

キミが好きだった

異形の愛でも

愛しくて愛しくて

だけど息殺して

キミの思う様に舞う

儚く散ろうとも

月夜に照らされた

わたしは影法師

キミの思う様に舞う

儚く散ろうとも

ゆらゆら落ちていく

わたしは堕ちていく

終わらない螺旋の底

ひとりキミを待つ

光は無くとも