愛されないまま忘れた
叶わぬままだ
いつまで経っても
非情なきみが怖いままだよ
美しさをかざしても
とうに飛び立った
夏が過ぎたねって言えたら
子どもの頃の悲しさが忘れない
ぼくの中で悪魔になっている
生き急ぎ
息継ぎ
嗚呼、もう戻れない
神様に願って街で泣いたけど
愛されないまま
失った心は春の底
いつまで経っても
不条理が怖いままだよ
悲しさをきみに託しても
終わらないような
夏が過ぎたねって言えたら
泣いて悲しむきみの顔に
髪がなぞっても変わらない
なんでいつもぼくは逃げている
悲しみが止まったら行こう
きみがいないのに夏は行く
夏をきみと感じたいよ
ぼくを置いて秋へ行く
生きている意味を感じたいよ
青春が終わる
音を立てて終わる
ぼくも終わる
冬が吞み込む
きみがいないのに夏は行く
ぼくを置いて秋へ行く
冬が呑み込む
- 作詞
中西いもう
- 作曲
中西いもう
とがる の“生きた証”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
Blue Boy
とがる
- 2
夢逢瀬
とがる
- ⚫︎
生きた証
とがる
- 4
消失沸点
とがる
- 5
青から墜落
とがる
- 6
いつかの残像
とがる
- 7
ひかりは暗い
とがる
- 8
Last Blues
とがる
”青春の終わり”をコンセプトに掲げた2ndアルバム。
USオルタナ、J-Rockを基調としながら、前作以上に多様なサウンドを踏襲した意欲的な作品。
例えば、lil peepとSyrup16gの邂逅、Suis La Luneとサスケの邂逅が体現されており、新しいJ-Rockの形を呈示するような内容となっている。
アーティスト情報
とがる
ナカニシイモウによるグランジィJ-POPプロジェクト。 J-POPを基調としながら、オルタナティブな要素を取り入れ、人々の悲しみや憂い、心の機微を繊細に表現。 他者との心を繋ぎ、ジャンルの点と点を紡ぐ。 2021年6月に1stアルバム"生きていたら逢いましょう"をリリース。 2022年7月には、2ndアルバム"これで最期"をリリースする。 2023年1月よりマンスリー企画"GUITAR"を開始する。 2023年3月に、らせん。とのスプリットE.P.「とがるとらせん。」をリリース。
とがるの他のリリース
ungulates