星降る夜の小さな旅のジャケット写真

歌詞

灯りの消えた本屋で

神託ROID

ほこりをかぶった窓の奥

ページが夜にそっとめくれる

鍵のかかったドアの隙間

すり抜ける影ひとつ

棚の中眠る物語

声をなくしたまま佇む

灯りの消えた本屋で

黒い猫が夢をひらく

忘れられた詩のしおり

誰かの涙 まだ乾かない

古地図のすみに書かれた名

もう誰も読めないけれど

ふとした風に舞い上がる

記憶のかけらが胸を打つ

灯りの消えた本屋で

静かな声が響き出す

今はなき想いの欠片

ひとつずつ 光にかえてゆく

棚の上 月のしずく

黒い影はページを閉じる——

  • 作詞者

    神託ROID

  • 作曲者

    神託ROID

  • プロデューサー

    神託ROID

  • マスタリングエンジニア

    神託ROID

  • ボーカル

    神託ROID

星降る夜の小さな旅のジャケット写真

神託ROID の“灯りの消えた本屋で”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

黒猫が歩く、星の降る夜の物語。

『星降る夜の小さな旅』は、小さな黒猫が夜の街を巡り、忘れられた記憶や誰かの想いに出会う、幻想的でノスタルジックな音楽アルバムです。
静かな路地裏、本屋の影、映写機の光、ピアノの旋律……。それぞれの楽曲が、一夜の旅の断片となって、やさしく心に寄り添います。

夢のようなメロディと、映像が浮かぶようなサウンドスケープ。
誰かの夜に、ひとつの灯りを灯せますように。

アーティスト情報

  • 神託ROID

    黒猫の囁きのように、静かに、深く心に沁みる音を。 神託ROIDは、ノスタルジックで幻想的な旋律を紡ぎ出すアーティスト。 Lo-Fi、チルポップ、トランス、サイケデリックを自在に行き来しながら、 夢と記憶の狭間に浮かぶ音の物語を描き出す。 その響きは、懐かしさと非現実をたたえた幻影。 現代と過去、優しさと影の境界を漂い、聴く人の心に寄り添う。 音そのものが語り部となり、やがて“神託”となって届く。

    アーティストページへ


    神託ROIDの他のリリース
"