

チクタク チクタク
歯車の雨が降る
塔の奥 音だけが生きている
積み上がる夢の設計図
一枚ずつ 誰かの願い
職人の指がなぞるたび
時の中に記憶が灯る
歯車塔の夢職人
誰の夢も知らぬまま
ひとつまたひとつ夜を紡ぐ
音もなく空を描くように
黒猫が辿り着いたのは
雲を突き抜けた静かな塔
扉の奥に光るのは
止まったままの時計の瞳
きしむ床 まわる天井
未来と過去がすれ違う
夢職人は振り返らない
ただひと息 風を見送る
歯車塔の夢職人
今夜もそっと夢を描く
黒い影が立ち去っても
まだ灯りは揺れている
- 作詞者
神託ROID
- 作曲者
神託ROID
- プロデューサー
神託ROID
- マスタリングエンジニア
神託ROID
- ボーカル
神託ROID

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
星降る夜の小さな旅
神託ROID
- 2
灯りの消えた本屋で
神託ROID
- 3
路地裏ラヂオ
神託ROID
- 4
フィルムの中のアリア
神託ROID
- 5
夜風ピアノと月のワルツ
神託ROID
- ⚫︎
歯車塔の夢職人
神託ROID
- 7
ガラスの手紙
神託ROID
- 8
影送りの交差点
神託ROID
- 9
ただいま、星の路地裏で
神託ROID
黒猫が歩く、星の降る夜の物語。
『星降る夜の小さな旅』は、小さな黒猫が夜の街を巡り、忘れられた記憶や誰かの想いに出会う、幻想的でノスタルジックな音楽アルバムです。
静かな路地裏、本屋の影、映写機の光、ピアノの旋律……。それぞれの楽曲が、一夜の旅の断片となって、やさしく心に寄り添います。
夢のようなメロディと、映像が浮かぶようなサウンドスケープ。
誰かの夜に、ひとつの灯りを灯せますように。
アーティスト情報
神託ROID
黒猫の囁きのように、静かに、深く心に沁みる音を。 神託ROIDは、ノスタルジックで幻想的な旋律を紡ぎ出すアーティスト。 Lo-Fi、チルポップ、トランス、サイケデリックを自在に行き来しながら、 夢と記憶の狭間に浮かぶ音の物語を描き出す。 その響きは、懐かしさと非現実をたたえた幻影。 現代と過去、優しさと影の境界を漂い、聴く人の心に寄り添う。 音そのものが語り部となり、やがて“神託”となって届く。
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