

ほろ酔いの ささやきが
冷えた夜風に 沁み込む
灘の街に 影二つ
寄り添えば ただ甘い
白鹿の灯りに 映る横顔
時を忘れる 着物姿の君の笑み
搾りたての香り 胸に沁みて
苦い記憶も とかしてくれる
グラスを合わせた 音が
二人の距離を 縮めてく
揺れる キャンドルに
浮かぶ “forever love”
まだ酔えない ほんとの理由は
君の瞳が 覚ましてしまうから
甘く苦い 灘のよる
Bittersweet night, with you
日本盛の路地 石畳を歩く
吐息で白く 染まる空気
君の肩越しに 見える月影
「もう一杯だけ」 囁く声
揺らめく酒の 雫さえ
ルビーのように 輝いて
零れた言葉が
胸を “fallin’ down”
まだ酔えない ほんとの理由は
君の瞳が 覚ましてしまうから
甘く苦い 灘のよる
Bittersweet night, with you
酒蔵の影に とける二人
ほろ酔いのままで 夢を呑み干す
まだ、 帰りたくない
その、君の願いを
甘く苦い 灘のよるに
抱きしめて‥‥
ただ‥抱きしめて
- 作詞者
HifumiYo
- 作曲者
HifumiYo
- プロデューサー
HifumiYo
- ミキシングエンジニア
HifumiYo
- マスタリングエンジニア
HifumiYo
- プログラミング
HifumiYo

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灘のよる
HifumiYo
「灘のよる」は、酒都・兵庫県神戸市灘区、東灘区、西宮市に渡る"灘五郷"を舞台に描かれるアーバンR&Bバラード。
ほろ酔いの囁き、冷たい夜風、石畳の路地、そしてグラスを合わせる音が、甘くほろ苦い二人の時間を彩る。
テナーサックスが泣き叫び、トランペットが掛け合う都会的なサウンドに、深いソウルフルボイスが絡む。
甘さと苦さが溶け合う大人の恋を、情緒たっぷりに歌い上げる一曲。
”まだ酔えない、ほんとの理由は、君の瞳が覚ましてしまうから”……
この言葉に、酔いよりも深い 大人の恋の息遣いを刹那に感じる。



