鯨の胃の図書館のジャケット写真

歌詞

鯨の胃の図書館

STELLΔ FLIP

ようこそ 閉館時間は ありません

ここは 鯨の 胃の 中

傘が 三百十二本 片方だけの 長靴

入れ歯と 結婚指輪 錆びた 錨の 鎖

濡れた 棚に 番号を 振る

私は 司書 ひとりきり

鯨が 息を 吸うたびに

新しい 本が 落ちてくる

返さなくて いい

誰も 借りに 来ないから

海が 飲み込んだ ものは

みんな ここで 名前を もらう

差出人の ない 葉書 四千枚

宛名は 全部 滲んで 読めない

一枚だけ 読めた 「明日 迎えに 行く」

日付は 七十年 前

鯨は 歌う 二十ヘルツで

誰にも 届かない 低さで

私は その 歌の 意味を

目録の 最後に 書き足す

返さなくて いい

誰も 借りに 来ないから

海が 飲み込んだ ものは

みんな ここで 名前を もらう

あなたの 落とした ものも

いつか この 棚に 届く

貸出票 一枚 ——あなたの 名前で

  • 作詞者

    moritakayuki

  • 作曲者

    moritakayuki

  • プロデューサー

    moritakayuki

  • ボーカル

    STELLΔ FLIP

鯨の胃の図書館のジャケット写真

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    鯨の胃の図書館

    STELLΔ FLIP

海が飲み込んだ落とし物を、鯨のお腹の中でひとりきり整理し続ける司書の気持ちをワルツにしました。

アーティスト情報

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