Lyric

途方もなく考えていた

この思いを綴ろうしてた

頭を埋め尽くしてる

言葉を選びながら

窓の外が夕に染まっていく

誰かの夢のカケラが

そこら中にたくさん落ちてて

それがやけに眩しくて

目を背けてしまうけど

自分のその一歩も

信じてみてほしい

今もあなたの幸せを

そっと願ってる人がいる

遠い空の向こうで

手を差し伸べている

幾千のぬくもり

よくある“頑張れ”の裏に

潜む諭すようなメッセージ

「もっと苦しんでる人がいるんだ」

と言うけれど

皆がそれぞれの

苦しみを持っている

心を閉ざしてしまうのは

きっと痛みを知っているから

涙を隠すために翳してた優しさ

これ以上あなたを傷つけないで

またね、と終われる今日がある

それは限りある奇蹟なんだと

気づけたその瞬間に日々が輝きだす

そこに希望がある

巡り巡る季節を明日への約束を

繰り返すように僕たちは生きてる

どんな時もあなたが

笑っていれますように

見守っているからいつまでも

ひとりで嵐に耐えながら

ずっと芽吹きを待っているんだろう

生まれてきて良かったと

思えたあの朝日に

もう一度この手で触れたくて

今を必死で歩いていく

たったそれだけで素晴らしいから

かけがえのない時間を

ここにある奇蹟を

あなたからあなたへと

繋いで