Yes no Yes Front Cover

Lyric

sayonara baby

lymph

ゆらゆらしてるだけで

君の目にも映ってしまいたい

ひとつだけ叶えておしまい

さよならはbaby つめたい

でも

なんとかしてくれよ

Baby捧げた愛

いつか終わりがくる

わかってたよ

抜ける気

君はいい

だらしないな

俺は転がる身

水滴が落ちるのを

待ってるだけ

俺は見つけた

でかい渦の中

話してるみたい

海の中にいたい

傷に染みて痛いけど

それでも揺れていたい

ゆらゆらしていたい

ゆらゆらしていたい

君の中にいたい

君の中にいたい

荒れる肌は

俺をみてるみたいな

反射してる窓

やさしい君を見たいな

みたいな

ここにはずっといられない

怒りは交差する

代々木抜けてから

考えてるそれを

あくびは最近

浴びる熱水

フタツハヒトツ

分ける傷も

1つは半分に

したら君にも

気づいてしまった

気づいて しまった

  • Lyricist

    lymph

  • Composer

    EOIDIE

  • Producer

    EOIDIE

  • Recording Engineer

    ksr:3

  • Mixing Engineer

    ksr:3

  • Mastering Engineer

    ksr:3

  • Vocals

    lymph

Yes no Yes Front Cover

Listen to sayonara baby by lymph

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これまでのコラボレーションワークや既存のサウンドを踏襲しながらも、本作ではさらなる進化を遂げ、lymphというアーティストの精神世界をより深く提示する決定的な一枚となっている。
不気味なほど親密な空気感の中、巨大なシステムとしての「東京」に囚われた若者の苦悩を、フィルターを通さず独白する本作は、ジャンルの枠に収まるものではない。
それは楽曲の集合体というよりも、ただ「体感」されるべきシネマティックな作品として完成している。
音響面では、感情豊かなコード感、突発的なパーカッション、そして歪みが幾重にも重なる緻密なテクスチャーが特徴的でありながら、最終的には柔らかな着地を感じさせるバランスの取れた仕上がりとなった。
フィッシュマンズやTohjiといった時代を象徴するミュージシャンをサンプリングソースとして引用しつつも、lymphはあくまで新世代の物語を紡ぎ出していく。
『Yes no Yes』は、何かの解決を提示するアルバムではない。
それは「Yes」と「No」の間に漂う空白、すなわち「中間(in-between)」を描いた作品であり、現代特有の孤独の肌触りを鮮やかに捉えている。
騒々しく、汗ばんでいて、退屈で、そして美しい ——。
lymphによる新たな表現の到達点となる本作は、今後の活動へのさらなる期待を高める一枚となった。

Artist Profile

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