線香花火のジャケット写真

歌詞

線香花火

the Includes

「何度目の夏祭りなんだろう?」

おそらくは僕以外の人も

半袖の君を夜に誘って

君はそれを断り切れないだろう

肌色にかかるオレンジのライト

赤みがかってぼんやりとした頬と

手を繋いで歩いた人ごみの中は

世界に二人だけみたいだった

線香花火がユラユラ消えそうみたいな

小さな恋が芽生えそうで

なるべく気にしないように下を向いた

何度かの夏を跨いで

陽炎まとったコンクリートの上に

見慣れた姿が揺らいで

日が落ちた公園に君を連れ出した

薄暗い蛍光灯のホワイト

赤みがかってぼんやりとした頬と

バケツとロウソクとマッチをもって

僕の方から火をつけて君に渡した

線香花火はキラキラ火花を放って

君は手に当たらないように

上手く持つから悔しいなぁと思った

線香花火がキラキラ全部消えちゃって

君が帰ってしまったあと

何も言わずに燃えカスを片付けた

  • 作詞者

    the Includes

  • 作曲者

    the Includes

  • プロデューサー

    the Includes

  • ギター

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  • ベースギター

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  • ドラム

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  • ボーカル

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線香花火のジャケット写真

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夏の思い出をテーマに書き上げた、「線香花火」をはじめとする全6曲で構成されたEP。
「嵐」「羊」「長月」「ビオラ」「君ならできる」はアルバム収録しない予定の楽曲でしたが、今回はリード曲「線香花火」のカップリング曲としてそれぞれの強い個性を発揮してもらっています。

「君ならできる」は、the Includesが愛知県のシンガーソングライター"MeGuMi"に書き下ろした楽曲です。現在は"MON-JU"という3ピースロックバンドにも演奏してもらっています。今回はthe Includesバージョンとして再度アレンジ・レコーディングしました。

アーティスト情報

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