歌詞

太陽が泣いたら珍しいことで

誰もがその話をするだろう

だけどその両手を焦がしてもいいと

涙を拭う人はいるかな

心無い言葉で腐った僕らを

どこの誰が責められるのだろう

窓辺に咲いた綺麗な花さえ

水をあげないと枯れてしまうのに

ウサギの耳やイヌの尻尾のように

人の気持ちってわからないから

困ったときはちゃんと言ってね

小さなことが重なるうちに

どれだけ大きくのしかかるかを

僕らはいつも気づかないまま

次の明日の答えを求める

腐らないよう枯れてしまわぬよう

毎日丁寧に生きること

「バカにしないよ」と言われたら僕ら

胸を張って歩けると思うの

くたびれた僕に水をあげたら

太陽が笑った気がしたよ

ぐちゃぐちゃに並べた窓辺の花も

全部キレイだって思えたよ

くだらないと言ってまとめた僕の

命を懸命に動かしている

君をこんなに愛しく思う

些細なことが幸せなこと

すぐ失うかもしれないことを

誰かに不意に気づかされたら

その度に心に刻み込もう

小さなことを叶えることに

どれだけ大きな意味があるかを

僕らはずっと歌い続けて

迷いながら答えを咲かせる

泣きそうな太陽に一本の花を渡そう

綻んだ今日の日に一筋の価値を与えよう

切れそうな感情が絡み合って僕を支える

この日々をなんとか繋いでいくよ

小さな僕が考えること

君にひとつ伝わるその度に

知らない所で疲れた君が

少しでも幸せになるといい

小さなことが重なることで

それだけ強い意味になるから

僕は探すよ小さな花を

花束にして君に見せるよ