Lyric

靄のかかった朝方の家路は

もう空の上みたいで泳ぎたくなるわ

こないだ送った絵はがきの返事が

届いたそちらはもう春なんですね

川辺にはもう今日を伝える天使が

楽しそうに飛んでて

夕焼けに似た不思議な光がまた

顔覗かせる

誰しもが探してる

形のない宝石

噛み締めたって

味はしないのに

靄のかかった朝方の家路は

もう空の上みたいで泳ぎたくなるわ

こないだ送った絵はがきの返事が

届いたそちらはもう

春なんですね

花がとても綺麗ですね

小窓にはもうそろそろ

来るお天気が

少し顔を出してて

さっきまでが幻だったかのような

退屈な街に変わる

誰しもが

旅してる

時間の波に揺られて

たまに出会って

気づけば忘れてる

靄のかかった朝方の家路は

もう空の上みたいで泳ぎたくなるわ

こないだ送った絵はがきの返事が

届いたそちらはもう

春なんですね

花がとても綺麗ですね

ようやくわたしの街にも

届きました春一番