Lyric

「フィルムは記憶の色みたいだね」って

いつかの君の言葉を思い出してた

ファインダー越しの僕に気づいて

さっとポーズを決める君

遠くまで出かける度に

増えていったアルバムの

次のページはもうないんだね

何気なく撮った写真でも

何故かどんな表情をしている君も

今は愛おしい一枚なんだ

お店で一緒に食事をすると

決まって僕が先に食べ終わるから

食事中の君ばっかりのアルバムも

その度増えていった

絶え間なく流れていく時間の

中でも僕らだけは変わらずに

いたかったよ

味気なく広がる世界で

失くしてしまったんだね

君と2人のこの先と今を

フィルムをめくる程

蘇る幸せな日々

これからのいろんな

君も見ていたかったよ

遠くまで出かける度に

増えていったアルバムの

次のページはもうないんだね

何気なく撮った写真でも

何故かどんな表情をしている君も

今は愛おしい一枚なんだ

アルバムの2人の続きはそこで途絶えたまま

記憶の色の君はここで途絶えたんだね