Lyric

汗ばむ季節に溺れている

酸素を探して　脚は動き出す

仄暗い瞳に浮かぶ記憶を

そっと掬いあげては

まだ抱きしめて沈んでいく

だんだんと夜は更けていく

甘い熱狂に絆されて

震える声を結んで飲み込んでいる

煎る　鋳ると

溢れて流れ出した想いを

固めて優しく溶かして消える

青い花火を散らすの

淡い日々で照らした

溶けるアイスの味はもう　きっと

忘れてしまう

朧気なディティール　明日はもう半分こで

いつもの場所もいつもの言葉も

脳裏から霞んでく

ただ緩やかに世界は死んでいく

甘い熱狂に誘われて

震える声結んで飲み込んでいる

煎る　鋳ると

溢れて流れ出した想いを

固めて優しく溶かして　消える

青い花火を追いかける

絵の具みたいな感情は鈍色に染まってた

折れた筆を大事に抱えてる

水に透けた愛は君にはどう映るの　ねぇ

甘い熱狂に絆されて

震える声結んで飲み込んでいる

煎る　鋳ると

溢れて流れ出した想いを

固めて優しく溶かして　消える

青い花火は散るばかり

寝ぼけて手を伸ばした

魔法がかかる熱帯夜