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存在しない世界を想像する
存在しないものを想像することとは。
実際には存在しないものだが恰も存在しているかのように見えたり聴こえたりするものあり、
幻聴や幻視のようでもあるがこのアルバムではその曖昧な部分を音として表現している。
例えば脳中で何かを考え想像する時、私たち人間の脳内の場所はそれらを無意識に今の瞬間も行なっている。
誰も今脳内のどの場所で何かを考えているかなど意識することはなかなか難しい。
時に何かを思い出したり忘れたり、過去に戻ったり未来を想像したり現実を考えたり独り言を脳内で言ったりもする。
タイムスリップしたり現実逃避することも誰しもあるだろう。それと同じような空間を想像するとわかりやすい。
多分脳内ほど異次元な場所はない。
脳内は宇宙のように果てしない空間でもある。
例えば時間の存在しない世界があるとする。そこには月日というものも存在しない。
過去や未来も存在しない。有るものは無重力に近い空間のようなもの /または無である。
その中では様々な現象が日々繰り広げられている。
空間が溶け落ちたり
空間が伸縮したり
空間が歪んだり
空間が落下と上昇したり
またそれれがものすごい勢いで逆再生されたり、ゆっくりと再び再生を繰り返したりする。
逆を言えばそれらは何も存在しない「無」なのかもしれない。
では「無」の中には何があるのか。また「無」には「無しかないのか」そしてあなたはそこで何を想うのか。
東京を拠点に活動するサウンドアーティスト・ディレクター・プロデューサー・イベントオーガナイザー・レーベルオーナー・ラジオDJ。幼少期よりクラシックピアノを習得し、学生時代は吹奏楽部にてホルンを学ぶ。また、同時期にバンドにてギター、ベース、キーボードを担当。 1997年にソロ活動開始。 アメリカ・イギリス・スペインなど国内外のレーベルからのリリースに加え、ライブ・レーベル運営・イベントオーガナイズ等、その活動は多岐にわたる。2021年「第23回文化庁メディア芸術祭受賞作品展"NEXT WORLD EXHIVISION"」「MUTEK.JP」「アルスエレクトロニカ」にて楽曲提供も行っている。 また、JR高輪ゲートウェイ駅サウンドプロジェクトをはじめ、楽天・東芝・タワーレコード・東京電力・BMWなどの商業音楽の作編曲にも携わる。「Morozumi Sound Lab」代表。