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雅楽(Gagaku)の荘厳なドローンとデトロイト・テクノの脈打つビート、そしてブラック・ゴスペルの魂の叫びが融合した、規格外のアヴァンギャルド・スピリチュアル・アンセム。60BPMの静寂から120BPMの狂騒へと変貌する劇的な展開は、宇宙の創世から破壊、そして再生へのプロセスを一つの儀式(リチュアル)のように描き出します。
テーマは「神の設計に対する人間の根源的な問いと、自らの手で意味を創り出す覚悟」。笙(しょう)と篳篥(ひちりき)が鳴り響く中、シャーマンの巫女を思わせるボーカルが「神様、なぜこの世界に悲しみを組み込んだの?」と静かに問いかけます。そこから一転、サビでは地を這うような808ベースと四つ打ちのテクノキック、大編成のゴスペルクワイアが爆発。「私が人間だからこそ、この不完全で傷だらけの世界を愛し抜く」という、神への痛烈で美しいアンサーを叩きつけます。
終盤、BマイナーからGメジャーへと至る圧倒的なカタルシスの中、すべてを許容し愛し抜いて死ぬという究極の決意が歌い上げられます。単なる音楽の枠を超え、聴く者の魂を深く揺さぶる4分間の壮大な音の曼荼羅です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。