

線香花火が走り描いた線は
彼らの残り時間に似ている
錠剤で泣き止まない雨に
平行七度は役には立たない
枕元に置いていた歌は
いつしか不眠の種になり
Marquee Moonが映る水面に
初夏の残像が見える気がした
安い映画に誰かを代入しなくなっても
ずっと無知の血は純粋に赤くて
暗い部屋で視力が下がり続けても
録り溜めた夢が眩しくて痛いね
痛い
- 作詞者
天國遺文
- 作曲者
天國遺文
- レコーディングエンジニア
天國遺文
- ミキシングエンジニア
天國遺文
- マスタリングエンジニア
天國遺文
- ギター
天國遺文
- ボーカル
天國遺文

天國遺文 の“無知の血”を
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