Lyric

形のない不安が詰まったみたいなリュックを背負った

吐いた息白い　バイトの帰り道

同年代の集団を見て　どこかに隠れたくなったよ

ひとりだけ人生　周回遅れ

「強くなりたい」だなんて曖昧なことを念じながら

気づけば違う小道に入り込み

引き返せばいいようなものを近道探して行き止まりへ

まるで自分の生き方みたい

ああ　もうだめだ

もう死にたいな

口にするけれど　時間は待ってくれやしない

僕が握りしめた　これは夢なんかじゃない

自分で決めた　だから叶えたい

冷たい雪が降るこの季節こそ

少しの勇気　持って駆け出せたのなら

続く道が正解になるよ

行こう行こう　Mine road

先ゆく人もない　このけもの道

どこまで進めばいいの

何を落としたかも　分からないけど

後ろを振り返る

自分の人生自分で切り開く

そう決めた　だから

前だけを見て歩くよ

僕が思い描いた　これは夢なんかじゃない

すぐにやってくる　次の春に

笑っていられるように

すり減ったトンボの消しゴムと　3箱目のシャー芯と

ボロボロの英単語帳と　右手中指のペンだこ

深夜ラジオから流れてくる中島みゆきの『ファイト！』

勝つか負けるかは分からないけれど諦めたくはないんだ

僕が握りしめた　これは夢なんかじゃない

心に決めた　だから叶えたい

冷たい雪が降るこの季節こそ

少しの勇気　持って駆け出せたのなら

続く道が正解になるよ

行こう行こう　Mine road

回り道も僕の宝物

行こう行こう　Mine road