さよならから幾星霜 鉛の空にカラスの声
過ぎたものは何だったろう 立ち止まっては思い出したりして
「諦めないで」なんて歌わないで 出来れば全部忘れてたいな
繰り返しの日々に腰掛けて それもまた悪くないと でも
結局何者にもなれなかった 人さえ人にとどまらないとしたら
分かり切った終わりへ続く 分かるはずない明日も信じてみたい
あの日の去り際 あなたの言葉が 未だに僕を生かすのです
無為に過ぎていく今日も 時は等しく流れ続けて
どうでもいいと何度も 心の中で無意味に呟いた
冷え込むいつもの帰り道 遠くから聞こえる踏切の音
暮れゆく景色とは裏腹に ざわめき出す心が 今
季節の流れに疲れ果てても 手放せなかった愛しいゴミ屑たちを
紙飛行機のように飛ばすような歌を歌おう 今更理由なんていらない
じっとり湿った土のような悔しさが 未だに僕を生かすのです
残された言葉は風になる 影と光から音を探し出す
悲しい寂しい 虚しい旅と言うな 大事な時ほど人はいつも一人だ
結局何者にもなれなかった 人さえ人にとどまらないとしたら
分かり切った終わりへ続く 分かるはずない明日も信じてみたい
あの日の去り際 あなたの言葉が 未だに僕を生かすのです
- 作詞
Wazaza
- 作曲
Wazaza, Daichi
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アーティスト情報
モクメルイボス
都内大学のジャズ研究会で結成された、だいち(Pf)、わざざ(Vo,Gt)、藤田(Dr)、maro(Ba)による4人組バンド。 POPでJAZZYなサウンド、グルーヴの中で文学的な歌詞を乗せ、心象スケッチすることを試みている。
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