波と踏切のジャケット写真

さよならから幾星霜 鉛の空にカラスの声

過ぎたものは何だったろう 立ち止まっては思い出したりして

「諦めないで」なんて歌わないで 出来れば全部忘れてたいな

繰り返しの日々に腰掛けて それもまた悪くないと でも

結局何者にもなれなかった 人さえ人にとどまらないとしたら

分かり切った終わりへ続く 分かるはずない明日も信じてみたい

あの日の去り際 あなたの言葉が 未だに僕を生かすのです

無為に過ぎていく今日も 時は等しく流れ続けて

どうでもいいと何度も 心の中で無意味に呟いた

冷え込むいつもの帰り道 遠くから聞こえる踏切の音

暮れゆく景色とは裏腹に ざわめき出す心が 今

季節の流れに疲れ果てても 手放せなかった愛しいゴミ屑たちを

紙飛行機のように飛ばすような歌を歌おう 今更理由なんていらない

じっとり湿った土のような悔しさが 未だに僕を生かすのです

残された言葉は風になる 影と光から音を探し出す

悲しい寂しい 虚しい旅と言うな 大事な時ほど人はいつも一人だ

結局何者にもなれなかった 人さえ人にとどまらないとしたら

分かり切った終わりへ続く 分かるはずない明日も信じてみたい

あの日の去り際 あなたの言葉が 未だに僕を生かすのです

  • 作詞

    Wazaza

  • 作曲

    Wazaza, Daichi

波と踏切のジャケット写真

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