独奏になって夜を彷徨った
金縛り抜けぬ昼下がりだ
血も灰になって夜を着飾った
生憎残るのは骨だけだ
息抜きが酷く上手くなった
アルゴリズム増える屍だ
歴史になって随分経つのに
生憎残るのは歌だけだ
歌だけだ
届け花唄
君が大きく変わった
姿を見てみたいな
節穴でも分かるくらいのね
懲りずただ唄を
歌った一介の音楽家よ
魂は走馬灯を越えて
旅路を呑んで旋律を描いた
52ヘルツの声浮かべて
まだ1ミリも進んでないのに
また私幻を見ている
ちっちゃな回路を放り出して
真っ赤な果実に手を伸ばせば
あの時のように二重奏になれるかな
そんな蕾を歌ってる
咲かせ花唄
届け花唄
霧がすごぶる晴れた
景色を眺めたいな
死ぬほどに笑えるくらいのね
懲りず鼻歌を
歌った生粋の金槌よ
想いは深い海を越えて
- 作詞
yug
- 作曲
yug
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鯨と花唄
yug
アーティスト情報
yug
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