薔薇と荊棘のジャケット写真

歌詞

堕落ノ薔薇園『焔』

いちごミルク

夜の帳が落ちる頃

漆黒の街に浮かぶ灯り

ひそやかに誘う扉の向こう

今宵 堕ちる準備はできた?

グラスに揺れる赤いルージュ

指先でなぞる罪の香り

囁く吐息は熱を孕み

もう 後戻りはできないわ

愛も快楽も すべてが幻

求めるほどに 深みにハマる

瞳が絡む その瞬間に

あなたは私のモノ

ようこそ ルナ・ノクターンへ

薔薇に抱かれ 溺れてしまえ

今夜だけの夢に酔いしれ

愛も理性も 置いていきなさい

氷の溶ける音が響く

甘く痺れる媚薬のように

触れたら最後 もう抜け出せない

私の手のひらで踊って

心も身体も 縛られるまま

痛みと甘さ 溶け合う夜に

見つめ合ったら それが合図

あなたを食べてあげる

ようこそ ルナ・ノクターンへ

欲望の海に身を沈めて

誓いも理性も脱ぎ捨てて

愛の名の下 堕ちていきなさい

黒いドレスの奥に潜む

爪を立てた獣の牙

ふれた瞬間 狂おしく

「もっと、深く愛して」

ようこそ ルナ・ノクターンへ

今夜はあなたを夢にするわ

甘く痺れる罠に落ちて

夜の果てまで愛しましょう

さあ グラスを手に取りなさい

この夜が終わるその前に

もう帰る場所なんてないのよ

――ようこそ、私の腕の中へ――

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

薔薇と荊棘のジャケット写真

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『薔薇と荊棘』——美しき薔薇の棘に絡め取られたら、もう逃げられない——
漆黒の街に隠された秘密のバー〈ルナ・ノクターン〉。そこは、欲望と絶望にまみれた者だけが辿り着く場所。赤いワインが揺れるグラスの奥、甘美な囁きと退廃の香りが漂い、訪れた者たちは抗いようのない魅惑に絡め取られる。
バーに咲くのは、美しく妖艶な"薔薇"たち。彼女たちの微笑みに触れた瞬間、男たちは理性を捨て、女たちは誇りを忘れ、ただ堕ちていく。柔らかな指先に誘われ、唇に触れた者は、二度と戻れない。官能と狂気の狭間で囁かれる愛の言葉は、甘美な毒に変わり、逃げ場のない檻となる。
愛を求める者はその身を捧げ、快楽を追う者はすべてを失う。血と涙の契約を交わし、最後には、ただの"飾り"としてバーの一部となるのが運命。〈ルナ・ノクターン〉の扉が開くたび、新たな犠牲者が、その深紅の牢獄に引きずり込まれていく。

アーティスト情報

PinkNokko's

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