薔薇と荊棘のジャケット写真

歌詞

深紅ノ楽土

いちごミルク

甘く囁く 闇に堕ちて

薔薇の棘が 肌を裂く

狂おしいほど 疼く心

何も感じない 身体が震える

もっと深く もっと熱く

快楽の果てで 溺れていたい

鎖に絡めた 赤い約束

疼くほどに 鮮やかに染まる

愛の証は 血と痛み

甘い吐息 痺れる肌

この瞬間 すべてを捧げて

溶けてしまうまで 抱いて

背中を這う 紅(あか)い爪痕

呼吸さえも 熱に焼かれて

もっと強く もっと深く

永遠の檻に 閉じ込めて

熱に狂い 何もかもが霞む

「まだ足りないでしょう?」

愛の証は 血と痛み

甘い吐息 痺れる肌

この瞬間 すべてを捧げて

溶けてしまうまで 抱いて

「もう戻れないわよ?」

愛の証は 血と痛み

甘い吐息 痺れる肌

この瞬間 すべてを捧げて

溶けてしまうまで 抱いて

頬を伝う 赤い雫

「さあ、楽園へ――」

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

薔薇と荊棘のジャケット写真

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『薔薇と荊棘』——美しき薔薇の棘に絡め取られたら、もう逃げられない——
漆黒の街に隠された秘密のバー〈ルナ・ノクターン〉。そこは、欲望と絶望にまみれた者だけが辿り着く場所。赤いワインが揺れるグラスの奥、甘美な囁きと退廃の香りが漂い、訪れた者たちは抗いようのない魅惑に絡め取られる。
バーに咲くのは、美しく妖艶な"薔薇"たち。彼女たちの微笑みに触れた瞬間、男たちは理性を捨て、女たちは誇りを忘れ、ただ堕ちていく。柔らかな指先に誘われ、唇に触れた者は、二度と戻れない。官能と狂気の狭間で囁かれる愛の言葉は、甘美な毒に変わり、逃げ場のない檻となる。
愛を求める者はその身を捧げ、快楽を追う者はすべてを失う。血と涙の契約を交わし、最後には、ただの"飾り"としてバーの一部となるのが運命。〈ルナ・ノクターン〉の扉が開くたび、新たな犠牲者が、その深紅の牢獄に引きずり込まれていく。

アーティスト情報

PinkNokko's

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