薔薇と荊棘のジャケット写真

歌詞

永久夢幻

いちごミルク

甘いワインに 溶ける月影

揺れる灯りが 心を誘う

深い夜の底 静寂(しじま)の隙間

囁く声が 闇を裂く

触れた指先が 震えてるでしょう?

眠れぬ夜を 抱いて来たのね

瞳の奥には 底なしの迷宮

抜け出せないのよ もう遅いわ

ねぇ ただ委ねて

微睡みのまま 落ちていけばいいの

抗うほどに 夢は甘く

貴方を永遠に 囚えるわ

目を閉じて 深く堕ちるの

闇の中で 私だけを見て

愛も罪も すべて忘れて

ただ夢の底で 踊り続けて

溶ける意識が 螺旋を描く

沈む水面(みなも)に 影が揺らめく

狂おしいほどの 静寂(しじま)の罠

甘い香りに 絡め取られる

ねぇ もう戻れない

貴方の声も この世界には届かない

夢に溺れて 私のものになるのよ

目を閉じて 深く堕ちるの

闇の中で 私だけを見て

愛も罪も すべて忘れて

ただ夢の底で 踊り続けて

「貴方はもう、目を覚ますことはない…」

目を閉じて 深く堕ちるの

闇の中で 私だけを見て

愛も罪も すべて忘れて

ただ夢の底で 踊り続けて

甘いワインが 闇に溶ける

誰も知らない 最後の扉

夢の奥へと また誘われる

夜が終わるまで――

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

薔薇と荊棘のジャケット写真

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『薔薇と荊棘』——美しき薔薇の棘に絡め取られたら、もう逃げられない——
漆黒の街に隠された秘密のバー〈ルナ・ノクターン〉。そこは、欲望と絶望にまみれた者だけが辿り着く場所。赤いワインが揺れるグラスの奥、甘美な囁きと退廃の香りが漂い、訪れた者たちは抗いようのない魅惑に絡め取られる。
バーに咲くのは、美しく妖艶な"薔薇"たち。彼女たちの微笑みに触れた瞬間、男たちは理性を捨て、女たちは誇りを忘れ、ただ堕ちていく。柔らかな指先に誘われ、唇に触れた者は、二度と戻れない。官能と狂気の狭間で囁かれる愛の言葉は、甘美な毒に変わり、逃げ場のない檻となる。
愛を求める者はその身を捧げ、快楽を追う者はすべてを失う。血と涙の契約を交わし、最後には、ただの"飾り"としてバーの一部となるのが運命。〈ルナ・ノクターン〉の扉が開くたび、新たな犠牲者が、その深紅の牢獄に引きずり込まれていく。

アーティスト情報

PinkNokko's

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