歌詞

我が生涯賭けた大博打

勝ちも負けも丁も半も無いイカれた一人芝居

どんでん返しの大喝采

価値もされど無い舞台で

踊りゃんせ

道を開けろ開けろうつけが通りゃんせ

阿呆踊れば銭が飛び交う

蛙鳴蝉噪騒ぐ群衆に

晒し首回す鬼が今現る

声を枯らせよ義賊通りゃんせ

有象無象に笑みを振りまく

汚名返上走る御奉行が

追えど追えども捕らえは出来ぬよ

日々を恨めよ恨め不満を募らせて

士農工商都合よく謳うな

平等公平端から綺麗に並べて

したり顔した畜生現る

能に狂言、歌舞伎に遊郭

娯楽溢れた世を謳歌して

足りぬ足りぬは我慢が足りぬよ

下を見る気もありゃあせんでしょ

怒髪天衝かれ誰彼構わず牙を向いて

怒り狂っちゃって心も無いのもう

向かう宴浮かれた足で取りに行くわ

待ち望んだ渇望

金剛への憧れ金権力に踊らされ

正しさなんて要らないの流るだけの悲しみを頂戴

衝撃走る憎しみに報われぬ覚悟

見悶える衝動

好きよ好きよのいつもの件から

幸せな顔にブチ込む鉛玉

浮世浮世に終わりはないから

決めろや覚悟、括れやその腹

疼く古傷誰に付けられた俯く間もなく賽は投げられた

魑魅魍魎蔓延る舞台で

踊りゃんせ

怒髪天衝かれ誰彼構わず牙を向いて

怒り狂っちゃって心もないのもう

向かう宴浮かれた足で取りに行くわ

待ち望んだ渇望