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ピアノの為の小品。作者縁の地である信州は諏訪をイメージした作品。Religiosoから始まる神秘的でどこか懐かしいメロディーと、軽快なモダンジャズをミックスした中間部が弾きどころ。演奏は日本を代表する女性作曲家でもある徳山美奈子氏。
作曲家。2004年一橋大学社会学部卒業。2001年第2回日本ジュニア管打楽器コンクール大学・一般ホルンソロ部門入賞。大学では現代哲学を専攻。学士論文はフッサール現象学について。 金融系SI、画廊を経て、都内のITベンチャーに勤務。ホルンを会田省三に、作曲を徳山美奈子に師事。 2010年からホルンとシンセサイザをMIXした個性的な作品群を発表しART雑誌「MEMO」にて取り上げられる。 2014年大谷室蘭高校吹奏楽部が 「"Skip" for 8 saxophone ensemble」 で日胆アンサンブルコンクール金賞受賞。 コンサートシリーズ「TOKYO TO NEW YORK」では2014~2020年と続けてピアノとクラリネット、篳篥の作品が採用され、東京、NYで初演。 特に篳篥作品は 「TEDxTsukuba2015」でも取り上げられ好評を博す。2014年「新ピアニスト宣言」にて佐藤祐介委嘱作品「Faceless People」世界初演。 佐藤祐介ピアノソロアルバム「パッヘルベルの幻影」に提供した「コラール前奏曲 暁の星はいと麗しきかな」は各紙で好評を得る。 バルビゾン音楽祭、済州国際管楽祭などで作品が取り上げられ、 Thomas Piercy(クラリネット・篳篥)、 佐藤祐介(ピアノ)、伊藤憲孝(ピアノ)、 木川貴幸(ピアノ)、 中村仁美(篳篥)、棚橋由美(ピアノ)、Ilir Kodhima(ホルン)、 Korea Wind Consort、 岩瀬龍太(クラリネット)、 ヤスミナ・クラグリッヒ(ピアノ)、 トリオ・ボーメ らにより世界各国で作品が初演されている。 「平山智の《暁の星はいと麗しきかな》は、解説にもあるとおり、一瞬《キラキラ星》を思わせるパッセージが通り過ぎ、でもその夜空の星々のイメージを失わずに進められる変奏作品で、曲想は星座たちが天穹に織りなす整然としたポリフォニーに比すると言える。」 レコード芸術2017年7月号より長木誠司
TOMO's Art Office