Knife Front Cover

Lyric

Knife

Diorama Apart

白線の上を辿ってはみ出ないように歩いてた

そのまま奈落に落っこちてしまわないように

君は小石を蹴とばして帰り道を急かすけど

その先にはきっとなんにもないよ

夕陽のシャワーを浴びて

きらめくコンクリートが

わたしの目に印を付ける

タンスの中に隠してあった

指輪よりも綺麗だったんだ

つかんだその手のひらに

何もなかったらどうしよう

もうすべて見えなくなってしまったよ

瞳に刺さったナイフが抜けない

時が経ってもまともに地図も読めなかったから

ここがどこなのかわからなくなった

会いたい人には会えないし

言いたいことも言えないまま

空気より軽い言葉を吸って吸って全部戻した

押し入れの中にしまい込んだ作文よりもつまんないから

子守唄より穏やかなファンタジーが欲しい

今聞きたかった言葉は

スピーカー越しじゃ遠すぎたんだ

そうしていつのまにか夜になる

宝箱には盗んできた宝石がちらちら光っている

つかんだその手のひらに

なんにもなかったとしても

もうすべて見えなくなってしまったよ

瞳に刺さったナイフが抜けない

白線の外側には地面があったんだ

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    Diorama Apart

  • Composer

    Diorama Apart

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