行末の一瞬のジャケット写真

歌詞

行末の一瞬

Tom Yam Kung

飛び乗った瞬間に

この胸が高鳴る

両手を広げて

突き進め

最後を決めるため

いつも通った

あの道は今へ向かう

深い水の中を潜って

何が見えるかな

今日よりも昨日に期待すんな

裏切り構わず先にゆけ

海の先の澄み切ったような

誰が見た景色?

これからだっていうのに全部台無し

No Way

いつもと何か違うような気がして

Feel Bad

それでも前へ

強さだけが全てじゃないけど強さがほしい

誰かに与えられている希望がきっとあるんだ

まがいのない誠実な想いを乗せ

さらけ出す一瞬に

  • 作詞者

    Tom Yam Kung

  • 作曲者

    Tom Yam Kung

  • プロデューサー

    Tom Yam Kung

  • レコーディングエンジニア

    Tom Yam Kung

  • ミキシングエンジニア

    Tom Yam Kung

  • マスタリングエンジニア

    Tom Yam Kung

  • グラフィックデザイン

    Tom Yam Kung

  • ギター

    Tom Yam Kung

  • ベースギター

    Tom Yam Kung

  • ドラム

    Tom Yam Kung

  • キーボード

    Tom Yam Kung

  • ボーカル

    Tom Yam Kung

  • パーカッション

    Tom Yam Kung

行末の一瞬のジャケット写真

Tom Yam Kung の“行末の一瞬”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    行末の一瞬

    Tom Yam Kung

アーティスト情報

  • Tom Yam Kung

    Tom Yam Kung は、音楽を「世界を確かめるための実験」に近いものとして扱う一人ロックバンドである。 私にとってロックとは、華やかな装飾でも、逃避のツールでもなく、自分が何者であるのかを一度破壊し、もう一度組み直す行為だ。 日常はしばしば、誰かの正義や常識に覆われ、内側の声がかき消されていく。 『イエスマン』のように社会のケージを叩きながら、あるいは『Logical Realistic Tour』のように他者の正論に魂が接収される感覚を抱きながら、人は“自分の思考と世界の構造が本当に噛み合っているか”を問い続けている。 私は、そこで鳴る軋みや不協和こそが、もっとも「生きている」と感じられる瞬間だと思っている。 『Feel』は、身体性を失った世界に対して「感じること」の奪還を求める曲だ。 『行末の一瞬』では、希望と諦念が入り混じるなか、なお未来へ跳び込む衝動を記録した。 『街』や『エスケープ』『Unnecessary』では、存在の重さや曖昧さ、逃避と回帰の循環を描き、 『I’m Only Standing』は、無意識に生の惰性へと流されていく人間への冷徹なまなざしを含んでいる。 これらの曲に共通するのは、”答えを出すためではなく、世界の手触りを取り戻すために鳴らしている”ということだ。 音楽はその格闘の記録であり、反抗であり、祈りだ。 世界はしばしば理不尽で、矛盾に満ち、私たちはそのただなかで迷子になる。 それでも、人は前へ進みたいと思う──たとえそれが一瞬の火花のような希望であっても。 Tom Yam Kung の音楽は、その一瞬のために存在している。 「強さ」や「正しさ」ではなく、“誠実に揺れることそのもの”が人間を照らすのだと信じているからだ。

    アーティストページへ


    Tom Yam Kungの他のリリース
"