歌詞

どうせつまんないわ

愚かな性に則って

蓄えた承認欲求は

気付いたら空になってんだ

カラカラになった空白を埋めなきゃ

そうやって無限ループの傀儡譚

僕が僕じゃなくなっていくみたいで

どうせ終わんないわ

都合良い解に乗ったって

結局は仮初の結晶

気付いたら灰になってんだ

散り散りに散った燃えカスを集めて

そうやって再利用に取り憑かれた

僕はなんて愚かなんだろう

一体全体なんだい？

他人にアレコレ言われたないわ

「だけどあまりにも惨めでさ」

もうほっといてくれよ

言葉ではそう言うけどさ

結局 愛が足りないの

誰か引き摺ってでも連れ出してくれよ

満たされないわ

希った嘘も透明で

どうやったって幸せは成れなくて

満たされないわ

ハリボテで埋められた虚像を

暴いて 喰らって

取り繕った自尊を壊してくれ

意味も義務も価値もない

生きるだけでくだらない

不適合とカテゴライズ

されたまんまオーガナイズ

散らばってく焦燥感

重なってく劣等感

だからって 「誰か」って叫んだって

誰も見てくれないわ

規律性を求めた 所謂「一般」は

綺麗に整えるだけの個性を

教育だ、って呼んでんだ

つまんないわ

それによって産み落とされた幻想に

惑わされた結果 埋まる事の無い

空白が出来ました

一体全体どうしたい？

なんて言われても何も無いわ

「だけどあまりにも惨めでさ」

もうほっといてくれよ

つらつらと 並べてみても

結局 愛が足りないの

誰か連れ去ってでも抱き締めてくれよ

満たされないわ

満たされないわ

満たされないわ

心臓の鼓動がまだ鳴り止まないわ

歪んだ乖離感を正してくれよ

満たされないわ

希った嘘も透明で

どうやったって幸せは成れなくて

満たされないわ

ハリボテで埋められた虚像を

暴いて 喰らって

どうか赦してくれ

満たされたいわ

貼り付けたような偽物でもいい

どうやったって幸せは程遠くて

満たされたいわ

その場で凌いだ愛はジャンクで

縋って 縋って

未来性の無い日々をまた巡って行く

満たされたいわ

これが解 変わらない

最早どうしようも無い

老いて逝くだけのデバイス

只 待つだけのサプライズ

嫌だって藻掻いてる方がまだいいわ

永遠退化してんだ 開花したいわ

ほら、また妄想に浸ってんだ