Lyric

お前は何を選び取って

何を諦めて何を捨てる

お前はどれだけ正しくて

何もかもを踏みにじった

けれど僕らは

僕らはまだ信じてる

この世界に残る純粋さを

灰色に染まった街の片隅で流れる透明な涙を

知っているから怖い

この手で壊してしまうことが

それでも前に進むしかない

僕が選び取った

この未知を

アスファルトを引き裂いて

咲き誇る勇ましさを嗤い

すり寄る雑草が

むしり取られず生き残るなら

きれいな花咲かさずに

足を引っ張り続けたほうが良いと

信じてしまいそう

流されるな

何を選び取って

何を諦めて何を捨てる

お前はお前の責任で

何もかもを決めなくっちゃ

けれど僕らは

僕らはまだ知らない

この世界の本当の色彩を

どんな絵筆でも再現不可能な未だ見ぬ夜明けの瞬間を

知らないから怖い

誰かを傷つけてしまうことが

それでもここにいられないから

僕は選び取る

この未知を

正しいとか間違いとかいうくだらない妄想

もういらない

何を選び取って

何を諦めて何を捨てる

僕らが踏みにじっていくのは

誰かの大切な想いだ

けれども立ち止まっているなら

心に秘めた叫びは

誰にも届かない

だから僕らは

僕らはまだ信じてる

この世界に広がる可能性を

僕もお前もあいつらも何者にでもなれる存在だと

知っているから怖い

この手が全てに届くことが

それでも一つを選び取ること

お前が選んだ

それが正解さ

僕らはまだ信じてる

この世界に残る純粋さを

灰色に染まった街の片隅で流れる透明な涙を

知っているから怖い

この手で壊してしまうことが

それでも前に進むしかない

僕が選び取った

この未知を

手遅れとかまだ早いとかいうありがたい現実

もういらない

僕は行くよ