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歌詞

プロジェクター

橋詰 昌慧

スクリーンに光を映すとき

君はいつも同じ映画を観たがる

何度観たって2時間後の同じシーンで

隣でありえないくらい泣くのは君なのに

エンドロールで知らぬ間に触れる指先

心から零れてた言葉は「好きだよ」

アイスクリームと隣のシュークリーム

君は迷いはじめるときりが無かったね

どれだけ悩んだって十分後君の両手には

二つのデザートが当たり前にあるのに

そんな優柔でよく食べるとこも

好きだった好きだった

出会った日が別れた日が

今この刻も過去になるのが怖くて

君がいた頃の思い出たちは

君というパーツを見失って

この狭い部屋の片隅に今も転がっている

君の髪を乾かしたドライヤー

僕の愛を融かす君怖いや

How could I forget?

忘れられるわけがないだろう

笑えるほどにちっぽけな事柄で

よく喧嘩をしていた二人だったね

胸の中では謝るのが早い僕だったけど

なかなか言葉にするのが下手な僕だった

そんな意地っ張りで強がりな僕が

馬鹿だった馬鹿だった

重い毛布 頭に被って眠る

息が絶えるほど胸が凍てつくこの夜は

君がいた頃の思い出たちを

拾い上げて箱の中に全部

大きな雫が輪郭を擦ってゆくのがわかる

君が置いてけぼりにしたリップ

忘れるために掴むこのピック

How could I forget?

忘れられる気がしていた

思い出がカタチだけじゃないのは

わかってたんだわかってたんだ

わかってたんだよ

こんなにも胸にこびりつくだなんて

わかんなかったわかんなかった

わかんなかったな

スクリーンに光を映し出した

何気なく君の好きなあの映画を観はじめた

懐かしくなって二時間後いつものシーンで

初めて僕は涙を流した

泣いていたのは僕一人だったんだ

隣で泣いてる君はもういなかった

エンドロールで無意識に手を伸ばす先で

心から零れてた言葉は「会いたいよ」

  • 作詞者

    橋詰 昌慧

  • 作曲者

    橋詰 昌慧

  • プロデューサー

    橋詰 昌慧

  • レコーディングエンジニア

    橋詰 昌慧

  • ミキシングエンジニア

    橋詰 昌慧

  • マスタリングエンジニア

    橋詰 昌慧

  • ギター

    橋詰 昌慧

  • ボーカル

    橋詰 昌慧

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    橋詰 昌慧

アーティスト情報

  • 橋詰 昌慧

    2005年11月22日生まれ。大阪府高槻市出身のシンガーソングライター。4歳からピアノを習い始め、6歳でボーカル初舞台を踏む。その後、当時バンド活動をしていた兄の影響を受けてロック音楽に強い興味を持ち、小学5年生より、大阪城公園ストリートライブ”城天”を中心にライブ活動を開始。同時に地元の社会福祉協議会ボランティアの演奏メンバーに登録し、各種施設において慰問演奏ボランティアとして活動する中、自殺防止の国際機関国際ビフレンダーズから依頼を受けて、「Everything(MISIA)」等で有名な作曲家・松本俊明氏との共演を果たす。各種音楽コンテストやカラオケ番組での入賞を経て、第32回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト DDセルフプロデュース賞を受賞。早稲田大学文化構想学部1年。

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