歌詞

毛頭ない お気遣い

ただ楽しんでたかったさ

悩み悩んじゃ僕に話すから

すんでのところで耳を塞いでいる

あんたはさ きっとそうだ

お天気少年 正真の

表情一つ定まらないから

造作ない攻略を探してる

気まぐれなんだ

あんたの心はウンザリだ

慈悲の雨に社交の日差しの

真っ黒な虹が出た！

ああ お天気少年よ

温んだその手で抱いてくれ

優しいなら風吹かせ

会話にお花を咲かせてくれや

ああ お天気少年よ

いいから何処かへ消えてくれ

悪いことは何も無い

いいからこの場を去ってくれ

本当はさ　知ってるんだ

未来の渺々俯瞰して

アンテナひとり宙に舞い蹴散らせ

労苦の交わり　舐めて塩味

今更何だ　アンタの心を捩じ開けて

訊いたところであんたの答えは

合理だ、「ハイ」か「Yes」だ

ああ お天気少年よ

僕らは皆々アンタを知らない

優しいなら風吹かせ

会話を彩り歌ってくれや

ああ お天気少年よ

いいから何処かへ消えてくれ

悪いことは何もない

いいからこの場を去ってくれ

ああ お天気少年よ

あんたは僕らの醜い心

全部自然に収まって

誰もが笑顔で終われるように

薄汚れた黒い虹

ボロアンテナのプロパガンダ

みんなあんたが悪いけど

あんたを消せない僕らも悪い

ああ お天気少年よ

温んだその手は汗塗れ

優しいなら風吹かせ

「会話にお花」もそろそろ散るさ

ああ お天気少年よ

あんたは何処かで返り咲けや

悪いことは何も無い

いいからこの場を去ってくれ