歌詞

生まれ変わったら

こんな翼要らない

疲れ果てど

まだ地を踏みしめられない

分厚いこの上昇気流に

乗ってゆくのは

たぶん君たちが考えるそれとは違う

誰もが皆　夢見たさのままに

あり得ないことだってできてしまう

飛んだ彼の腕に羽があれば

今ごろ夜空から

望んだ幸せをとってこれた

筈だったのだろうから

生まれた瞬間

しなやかなその腕に憧れた

ちょうど君がこの羽を

心から欲しがるように

おかしくなあれ

理は押し返せど大きくなって

人になりたい

なれない

夢を見たい

気持ちいい

悲しい

侘しくて死にたい

生まれ変わったらこんな翼要らない

他には望まない

君が羽を得ることさえ

鳥は大変

人も大変

不安に喘いだ人間が

背負える不安などここにはない

生まれた瞬間

美しいその腕に恋をした

ちょうど君が宙をかき

嬉しそうに羽ばたいて見せるように

おかしくなあれ

理は押し返せど虚しくなって

人になりたい

なれない

夢はどこ

快楽　望み

満たされて生きたい

生まれた瞬間

しなやかなその腕に憧れた

ちょうど君がこの羽を

心から欲しがるように

おかしくなあれ

理は押し返せど大きくなって

人になりたい

なれない

夢を見たい

気持ちいい

悲しい

侘しくて死にたい