

夕凪のホーム 揺れる影法師
改札の向こう 滲んだ街灯り
あの日の言葉は 曖昧なままで
胸の片隅を 今も占めてる
風が運んだ 土の匂いだけ
不意に季節を 巻き戻してゆく
閉じたアルバムを 開くみたいに
眠った景色が 色づきはじめる
群青の空へと
伸びてゆく雲の先
理由もないままに
期待してしまうんだ
ひとしずく落ちれば
潤う記憶の中
君の笑う横顔が
水面に浮かんで
叶わないままでも
消えないものがあるなら
空が滲むそのたびに
また明日を待ってしまう
紫陽花の色が 深くなる頃に
名前も知らない 感情が増えた
たゆたう心は 行き場を失くし
雲の流れだけ 追いかけていた
誰かと話して 笑っていても
どこか足りないと 気づいてしまう
忘れたふりなら 上手くなったのに
季節は優しく 邪魔をしてくる
風鈴の音だけが
静かに胸を叩く
何かが始まりそうで
空を見上げるんだ
ひとしずく落ちれば
潤う記憶の中
君がいたあの景色が
鮮やかに揺れてる
届かないままでも
信じたいものがあるから
雲が空を覆うたび
また期待してしまう
きっと君は知らないまま
季節を越えていくんだろう
だけど僕は空模様に
何度も足を止める
偶然なんてないって
誰かは笑うけれど
少しくらい夢を見ても
いいと思いたいんだ
ひとしずく落ちれば
潤う記憶の中
君と過ごしたわけでもない
ほんの一瞬なのに
それでも心だけは
今もあの日を覚えてる
空が滲むそのたびに
またどこかで会える気がして
群青の向こう側へ
願いは静かに溶けてく
今日も雲を探しながら
季節の音を待っている
- 作詞者
THREE TAKE
- 作曲者
THREE TAKE
- プロデューサー
THREE TAKE
- ギター
THREE TAKE
- ソングライター
THREE TAKE

THREE TAKE の“雨を待つ人”を
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雨を待つ人
THREE TAKE
『雨を待つ人』は、忘れられない誰かへの想いと、雨に重なる記憶を描いたエモーショナルなラブソング。
空が滲むたびによみがえる面影。会えるかどうかもわからないのに、雲を探し、雨を待ってしまう——。
切なさと希望が静かに交差する、雨の日に聴きたい一曲です。
アーティスト情報
THREE TAKE
THREETAKE(スリーテイク)は、シーンに寄り添う“エモい音”をテーマに、 ジャンルを超えてオリジナル楽曲を制作する音楽クリエイターです。 感情を揺さぶる一瞬を音に閉じ込めて、映像・日常・物語に溶け込む音楽を届けています。
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