

『ねえ、ちょっとだけ抱きしめて。愛なんかなくていいから』
夕月夜も終焉で アルコールを泳ぎ真夏を疎外
あなたの素肌にしがみついても
少しも溺れずに、酔えるから
不治と承知した傷看せ合って このまま触れていて
ああ 醜いと 要らない評価は付いてまわって
わたしを蝕んで 孤独が増すわ
好んで見上げた空の青さも 嘲笑うようね
押しつけがましい
もういっそ塗り潰してしまえ!
大人になれない… た す け て
『ねえ、もう一度キスして。心なんかなくていいから』
街の季節も終焉で Marlboroの空箱 もう香らない
不可避の通俗 腐心もせずに
愛した演技で、生きられる
色情で騙す虚しさを 同じあなたと交わして
ああ 苦しいと 飲み込む弱音は後を断たない
他人の胸濡らして 取り繕うの
もどかしさは何処?白々しいわ
ずっと燻って そこに居た癖に
幸も不幸も殺してしまえ!
不要な心… ぬ す ん で
隙間埋めるため誰かの隣 失ったものは見ない振り
いつか呼吸が戻ったなら 言えるの?痛いよ、と
泣いてもいい?
ああ 寂しいと 捨てられ 忘れた哀しみたちよ
夢現でそっと 染みて溢れる
目覚めたら終いと 淡い期待を
そんな筈はないと 解っているのに
もういっそ全て捨ててしまえ!
こんな生き方は… た く さ ん、、、
『ねえ、お願い、教えて。わたしはどうすればいいのか。
またきっと過ぎゆく季節に乗れずに、取り残される』
- 作詞者
海月結香子
- 作曲者
海月結香子
- プロデューサー
海月結香子
- ボーカル
海月結香子
- その他の楽器
海月結香子

海月結香子 の“だからわたしは嘘を厭わず、季節はわたしを染めることは出来ない。”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
だからわたしは嘘を厭わず、季節はわたしを染めることは出来ない。
海月結香子
現代的な孤独感と繊細なエロティシズムを纏った、究極にメランコリックな変拍子ジャズポップス。
わたしはこの曲に華やかなアレンジを施し、感情を吐き出すように歌い上げた。
女性の心の渇きや苦悩を、あくまで等身大に描きながら、
誰にも見せられなかった”わたし”の弱さと、
儚さと壊れやすさを併せ持った、美しい感情歌。
アーティスト情報
海月結香子
主に歪な曲、時々ノスタルジーな曲を制作する音楽家。 感性の赴くまま自由に作詞、作曲、編曲を行い歌う。 唯一無二で圧倒的な世界観と、コケティッシュな歌声に定評がある。 HSS型HSPの繊細さ故に同じように生きづらさを感じる人々にポジティブな気持ちを持ってもらいたいと思っている。 大人になってから唐突に始めた音楽で、それでも何かを成し遂げられるという生き様を見せたいと思っている。
海月結香子の他のリリース